「にこやかさ」と「振り返り」が大切です
医事科(入院担当) 医療事務 Sさん
医療事務という仕事に就いたからこそ思うこと
病院の受付をしていた親戚のお姉さんから仕事の話を聞いたことがきっかけで、私も医療事務の仕事をしたいと思うようになりました。専門学校へ進み、資格を取得しました。
卒業後、実際に医療事務の仕事をして感じたことは、「ここからが本当のスタートなんだ」ということでした。今まで学校で一生懸命勉強をして、資格を取得し、医療に関するある程度の知識は身に付けてきたつもりでしたが、仕事をすること、お給料をもらうことの本当の意味を改めて知った気がしました。
医療事務に求められるスキル
実際に医療事務の仕事をしてみて、思ったより大変に感じたことがあります。それは「言葉にして人に伝えること」です。患者さまやご家族に医療費のシステムについて説明する際など、言葉を選びながら分かりやすく説明しているつもりですが、理解していただくのにとても苦労します。自分では分かっているつもりでも、相手にとっては言葉が足りないこともあり、伝えることの難しさを痛感する日々です。
私たち医療事務は、毎日たくさんの患者さまやご家族に会います。しかし患者さまとご家族にとっては、その日の病院でのやり取りはとても大切なものです。毎回、丁寧に説明していても伝わらないことがある、相手によって言葉を使い分けることは本当に大切であり、皆さまに理解し納得していただくことは、私たち医療事務の手腕にかかっているのだと思います。医療事務として15年、当院でも11年仕事をしていますが、病院は「多くのことを学び続ける場」だと実感しています。
後進を育てる立場となって
教える立場として気をつけているのは「一度指摘したミスは繰り返さない」ということです。人は誰でも間違えることはありますが、間違えたときは、何がいけなかったのか、どうすればそのミスを繰り返さないのかを、自分で考えてもらうようにしています。
その一つ方法として、新人さんには、その日に教わったことをノートに書いて、翌日に見せてもらうようにしています。そうすることで、あやふやなまま頭に入れてしまうのを防ぐことができますし、どこまで理解しているのかを私も把握することができます。仕事を終えて帰宅後にまとめることは大変だと思うのですが、日々の振り返りは大事にしてもらっています。それが明日からの仕事に、影響してくるためです。
働きやすい職場で、皆さんをお待ちしています
当院は比較的お休みが取りやすい病院です。事前申請は必要ですが、平日にもお休みがいただけますし、半休、用事で1時間中抜けなども可能です。また当院のおすすめしたいところは、人の好いスタッフが多いということです。これは私が当院に再入職した一番の決め手でした。よい仲間に恵まれているおかげで、仕事面ではきついなと思う時があっても頑張ることができる職場です。
気配りができる人、色々なことに気付くことが出来る人、思いやりがある人、そして、いつもにこやかで笑顔を絶やさない人。私たちと一緒に働いてみませんか。