医療法人財団 明理会 埼玉セントラル病院

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看護師 副主任 Oさん

後輩看護師一人一人に寄り添い、
目標に向かって進む後輩をサポートしていきたい

看護部 看護師 Oさん
慢性期療養病棟 / 副主任

「慢性期の看護」を学んでいます

私は以前、急性期の循環器科で働いていましたが、慢性期に興味があったことと、実家からも近く通いやすいことから当院に転職しました。
現在勤務している本館8階は慢性期療養病棟で、54床あります。透析の患者さま、麻痺や拘縮がある患者さま、脳梗塞や脳卒中などの寝たきりの患者さまが多い病棟です。透析は週3回、午前、午後に分かれて治療を行っています。

当院の慢性期療養病棟は、家に帰れない、施設に帰れないなどの理由から、病院で最期のときを過ごす患者さまも多いため、看取りもたくさん経験します。急性期とは違い、患者さまがどのように安全、安楽に最期を迎えられるかを考えながら、看護していくことが求められる職場です。


私が患者さまの尊厳を守るために心がけていることは、「声かけ」です。当たり前のことではありますが、患者さまの意識レベルに関わりなく、しっかり声掛けをするがとても大事だと考えています。また、患者さまの意向はもちろんですが、ご家族の意向も聞き入れることが大事です。患者さまにとって、どういう最期を迎えることが望ましいのか、病院と家族とが連携しながら看取りへと進んで行く必要があります。

ここ数年のコロナ渦では、ご家族が患者さまと面会できないときは看護師が家族と密に連絡を取り、確認しながら進めました。これも看護師として良い経験だったと思います。

患者さまの「最期のとき」にどう関わっていくか

私がこの慢性期病棟に配属し、とても印象に残っていることがあります。それは、看取りのときに患者さまとご家族と共に一夜を過ごしたことです。患者さまはもう治療が何もできず、いつ呼吸が止まるかわからない状態でした。夜勤だった私はご家族と一緒に患者さまに寄り添い、意識がないながらも声をかけ続けました。そして患者さまは朝を迎えることができました。ご家族と朝日を見ながら、「今日を迎えられたね」とお話ししたことは、今でも忘れられません。

慢性期は急性期と違い、患者さまと密に過ごすことが多いことから、長く患者さまと関わりたい方に向いている病棟です。患者さまが持っている疾病をいかに維持し、なるべく元気な状態でいられ、少しでも気持ちよく過ごしてもらえるにはどうしたらよいのかなどを考えながらやっていくことが重要で、とてもやりがいを感じています。患者さまを看取ることも多いため、ゆくゆくは緩和ケア認定看護師を目指したいと考えています。

後進を育てる立場になって

そしてこの度、副主任という役職をいただき、後輩を育てていく立場となりました。難しいと感じる部分もありますが、これもまた私のさらなる成長への一歩と信じ、頑張っていきたいです。後輩がどのような看護師になりたいかを把握しておくことが必要だと思いますので、ひとり一人に寄り添いながら、後輩が目標に向かってうまく進められるよう、未熟ですが私なりにサポートしていきたいです。

当院への入職を考えている方へ

当院は看護師だけでなく、介護士やそのほかのスタッフとも仲が良く、分からないことなどは誰にでも聞きやすい環境です。新卒で不安なことがある方でも、互いにしっかり教えあう環境がここにはありますので、ご安心ください。

少しでも興味を持たれた方は、一度当院を見学してみませんか。

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