医療法人財団 明理会 埼玉セントラル病院

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社会福祉士 Kさん

あの時の決断は間違っていなかった、
人と関われる仕事にやりがいを感じています。

医療福祉相談室 社会福祉士 Kさん
6年目

「病院で働く」という夢

以前の私は医療とは関係のない職場で働いていましたが、もともと人と関わることが好きだったこと、親が医療関係の仕事をしていたこともあり、人との関わりが深い医療関係の道へと再度挑戦することにしました。専門学校に通い、社会福祉士(ソーシャルワーカー)の資格を取得しました。

就職先を決めるときに、患者さまと時間をかけて向き合い対応できる療養型の病院で働きたいと思いました。急性期と比較して入院生活が長期に及ぶため、患者さまと接していける時間が長くなるからです。実際に当院を見学した際、スタッフの方の優しい対応や職場のみなさんの働く姿、雰囲気も好印象だったため、当院への入職を決めました。


入職したときは不安もありましたが、経験年数が近い先輩スタッフがフォローしてくださり、安心して働くことができました。社会福祉士グループでの研修も開催されており、幅広く学ぶことができます。

私は中途採用だったため、私よりも年齢が下の先輩方も多いですが、みなさん気さくに話しかけてくださり、楽しく仕事ができています。

「社会福祉士」に求められるもの

現在は医療福祉相談室で働いており、主な業務は入退院の調整、ご家族への入院費や医療サービスのご案内とフォローです。病院での社会福祉士は、入院中の患者さまやそれを支えるご家族がさまざまな問題(経済的、心理的、社会的)を抱えておられる場合、その問題の解決のための援助を行います。基本的には患者さまやご家族側から寄せられる「相談」が業務のスタートポイントになります。その内容は、入院生活に関わるものから、経済面、今後のQOL維持など多岐に及びます。場合によっては院内の多職種からの問題提起に応える形で動くこともあります。

患者さまやご家族の状況はそれぞれ違うため、その時々の状況に合わせて提案していく過程もさまざまですし、ご利用いただける制度やサポートも異なります。そのさまざまなケースに合わせて考え、提案していくことに、やりがいを感じています。

仕事と育児を両立できる環境はとても大事

私はもうすぐ産休に入りますが、当院には保育室も完備されており、育休からの復帰後のママが安心して働ける環境があります。子育てを経験したスタッフもたくさん働いていますので、ママになっても周囲の理解が得られやすく、長く働ける環境だと思います。まずは家庭と仕事の両立をはかりつつ、落ち着いたら違う分野も学んでいけたらと考えています。

当院で活躍している社会福祉士は、各領域に回復期4名、精神2名、療養3名の9名が現場配置されており、新卒で入職した職員もがんばっています。

私たちの仕事は、患者さまとご家族が抱えておられる不安を和らげ、安心して過ごしていただけるよう一緒に考えていくことです。相談される方の思いに寄り添うことができる方が相談室に来ていただけたら嬉しいです。私たちと一緒に、患者さんの未来を支えていきませんか?

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