看護師寮が完備してあります
看護部
看護師 Yさん 職員寮利用
認知症治療病棟
子どもの頃からの夢だった看護師という仕事
私の出身地は岩手です。岩手の高校、看護学校を卒業し、当院に入職しました。母が看護師ということもあり、保育園のときには看護師の仕事を知っていました。そのころから、私の将来の夢は「看護師になること」でした。もともと人と関わることが好きでしたので、迷いはありませんでした。
回復していく姿を見ることがモチベーションにつながります
私は現在、寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟、回復期リハビリテーション病棟で働いています。この病棟では、日常生活を送るために最低限必要な、日常的な動作を向上させるために、入院から退院までをサポートしています。最初は、病気になって間もない時期や症状が安定していない時期の、集中的な医療が必要とされる急性期に興味がありました。しかし、私の性格を考えると、回復期のほうが合っているのではないかと思い、回復期病棟での勤務を希望ました。「患者さまに寄り添いたい、関わりたい」、「長い期間で患者さまの経過を見たい」という思いが、回復期リハビリテーション病棟選択の大きな理由でした。
回復期は、患者さまの症状が安定しはじめた時期であり、患者さまの回復能力が高い時期です。集中的なリハビリテーションを行うことで、日常生活動作(ADL)が効果的に改善します。看護師は患者さまのケアを行いながら、患者さまが自分でできることを増やしていくためのお手伝いができると思ったからです。
勤務するようになってから、たくさんの患者さまと出会いましたが、入院時に全く歩けなかった患者さまが、毎日リハビリを頑張って、退院時には自分の足で歩けるようになったケースは、とても印象に残っています。約3ヶ月間、患者さまと共に過ごし、たくさんの「ありがとう」の言葉をかけていただきました。患者さまの頑張っている姿に「私も頑張ろう!」と勇気をいただきました。患者さまやご家族からの「ありがとう」のお言葉が何よりうれしく、看護師になって良かったとつくづく思います。
「今必要なケア」が学べる環境です
実際に現場で働いてみると、患者さまの状態もさまざまで、誰一人同じケアの人はいないということに気付かされました。私は患者さまのために何でもサポートすることが役割だと思っていましたが、時には患者さまが自分でできるように見守ることも必要であることを学びました。その人その人に合ったケアを見極め、提供することの難しさを感じています。ひとり一人の患者さまの「今の状態」に応じた最適なケア、入院期間内に集中的で効果的なケアをしていきたいです。また、回復期病棟の患者さまはいずれ退院していかれますので、入院中だけでなく、退院後の患者さまの生活を考えながらケアすることを心掛けるようにしています。
初めての寮生活も楽しんでいます
私は現在、病院の寮で生活しています。実家を離れ、初の一人暮らしだったため、寮が完備されているイムスグループの病院は魅力的でした。現在利用している寮は、女性でも安心して過ごせるところです。寮の費用は病院が半額負担してくれますし、病院までの通勤は病院のマイクロバスを利用できます。
一人暮らしはまだまだ慣れませんが、お友達と外食したり、遊びに行ったりと都会での休日を楽しんでいます。