脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの患者さまに対して、ADLの向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
【寝たきり防止】【日常生活活動能力の向上】【家庭復帰】を目標に、患者さま・ご家族と共に職員一丸となって入院から退院までをサポートいたします。
脳血管障害や骨折などで日常生活に支障を生じた患者さまに対し、生活に必要な動作能力・身体機能の向上や代替手段の獲得のため、医師・看護師・介護福祉士・リハビリテーション技師・ソーシャルワーカーなどの専門職種が共同で、一人ひとりの患者さまに応じた最適なプログラムを作成し、予定された入院期間内で集中的・効果的にリハビリテーションを行います。
大腿骨・骨盤・脊椎・股関節または膝関節の神経・筋・靭帯
脳血管障害では通常90日~150日・最長180日以内、骨折などの整形外科疾患では通常60日・最長90日以内です。
リハビリテーションの専門職は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を配置しており、1人の患者さまに3~4名の専門スタッフが担当し、リハビリテーションを行います。
個々の患者さまに応じたプログラムでリハビリテーションを展開するため、患者さまによって担当職種や訓練開始時間および所要時間、頻度、訓練内容などが異なりますのでご了承ください。また、その日によっても訓練内容など異なる場合があります。
2020年度は2021年1月までの数値
脳血管 | 運動器 | 廃用 | |
---|---|---|---|
2021年度 | 77 | 96 | 14 |
2022年度 | 80 | 107 | 19 |
2023年度※ | 79 | 86 | 13 |
※令和6年2月時点
2021年度 | 85.3% |
---|---|
2022年度 | 87.4% |
2023年度※ | 89.3% |
※令和6年2月時点
在宅復帰率とは退院患者の内、自宅(特養・グループホームを含む)に退院された患者の割合を指します。尚、老健は在宅と定義されておりません。
重症率 | 改善率 | |
---|---|---|
2021年度 | 42.3% | 61.1% |
2022年度 | 49.7% | 59.5% |
2023年度※ | 48.9% | 73.3% |
※令和6年2月時点
ご不明な点は、受付職員までお気軽にお声かけ下さい。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や骨折の手術後の患者さまなどが、急性期の治療を終えてリハビリテーションを行うために、入院される病棟です。
当病棟では医師をはじめ、リハビリスタッフやソーシャルワーカーなど、他職種のスタッフと協力しながら、チームで患者さまの回復を目指しています。できるだけ多くの患者さまが笑顔でご自宅へ退院できるよう、スタッフも笑顔を大事に、毎日看護を行っています!